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好きな映画『暴力脱獄』

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好きな映画の紹介でも。今回はスチュアート・ローゼンバーグ監督、ポール・ニューマン主演の「暴力脱獄

規則、規約、規範、規定、規格、規準、規律。世の中には、人の自由と安全を保障するため、ありとあらゆる決まりごとが存在する。ポール・ニューマン演じる主人公ルークが収監される刑務所は、そんな決まりごとを破った社会のクズ共の吹き溜まりだ。明日も見えないルールの鎖に絡め取られ、囚人たちの誰もがため息をつく中、寡黙な男ルークは、今日も一人静かに微笑む。

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アメリカ映画史における伝説の映画俳優、伊達男ポール・ニューマンにとって、最も有名な代表作はやはりこの「暴力脱獄」だろう。その不敵な態度と手癖の達者さから「クール・ハンド・ルーク」の異名を持つ主人公ルークの輝くような笑顔は、世界中の映画ファンから愛され続ける「アイコン」的存在だ。

一体なぜ、ルークはここまで人の心を捉えるのか?それは、価値観の多様化や文明の発達によって、本当の自由とは何かが失われつつある現代社会の中において、彼の取る「ある行動」が、一筋の光として道を照らしてくれるからに他ならない。その光とは「笑顔」だ。

どんなに辛い境遇に身を置こうとも、どれほど過去から逃げられなくとも、暗い未来に先行きが見えなくとも、顔を下に向けない限り、人が真の意味で敗北することはない。規則や規定で身体の自由は縛れても、その感情まで縛ることは誰にも叶わないのだ。

天使のように笑いかけるルークの無邪気なその笑顔は、これまでも、これからも、永遠に輝き続けることだろう。

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