ある保育士の趣味ブログ

主に映画の話しかしません。

好きな映画『スーパーサイズ・ミー』

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好きな映画の紹介でも。今回はモーガン・スパーロック監督の「スーパーサイズ・ミー

「ファーストフードを一日三食一ヶ月食べ続けると、人間どうなる?」をテーマに、某ファーストフード店…というかマクドナルドに突撃取材を敢行し、監督自ら実験台になることで、ジャンクフードが人体にどんな影響を及ぼすのか調査を行ったドキュメンタリー映画。以下はあらすじ。

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2002年11月、ブロンクスに住む二人の少女が、「自分たちの肥満の原因はマクドナルドが提供する商品にある」とマクドナルド社を提訴する事件が発生。対するマクドナルド側は「食品の栄養バランスと肥満の因果関係は全く無い」とコメントを発表。裁判所からも「肥満の原因は自己管理能力に欠ける原告側にある」と原告の請求は棄却され、事態は収束へ向かっていった…かに見えた

このニュースを偶然自宅で見ていた男、モーガン・スパーロックは、「どちらの意見が正しいかは、自分の体を使えば証明できるな」と実験を決意。かくして、無謀で不健康な悪夢のフードファイトが幕を開けた。

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今でいう、ユーチューバー的なノリに溢れるなんともアホな実験映画だが、発想事態はバカでも、その調査内容は以外とバカにも出来ない。この映画が公開された2004年当時、アメリカでは食と健康に関するある問題が浮き彫りになっていて、調査によれば“37%の子供が肥満について悩みを抱えている”という調査結果が弾き出され、加えて“毎日ファーストフードで食事を摂取している”という質問に「YES」と回答した成人が、驚くことに30%を超えるという、いわゆる「肥満(とジャンクフード)」にまつわる社会問題がかなり深刻化していた。

アメリカのファーストフードは商品一つ一つのサイズやカロリー量が日本とは異なる、俗に言うアメリカンサイズで提供されることが大きな特徴だが、それはマクドナルドも例外ではない。

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ハンバーガーの大きさが一回り大きいというのはまだ序の口で、ドリンクの量は日本と比較して凡そ2倍。Lサイズを頼むと、なんと1.3リットルの飲み物が出てくるという驚異的な仕様だ。その上、ジュースに関しては砂糖の量も日本より割増なのだからただ事ではない。更に、それに加えてなんとアメリカのマクドナルドはドリンクのお代わりを無料で行えるというサービスまで存在している。

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ポテトの量に関しても、S・M・L全て日本の各サイズの2倍で、もはや太らない方が不思議に思えるアメリカのマクドナルド事情だが、アメリマクドナルドには、日本では実装されていない、Lサイズを超えた「スーパーサイズ」なるものすらメニュー表に記載されているのだから、もはや住んでる世界の次元が違う(※現在は廃止)。

スパーロック監督は、そんなマクドナルドで1週間、2週間とファーストフード漬け生活を続けるうちに、身体にある異変が生じ始めていることに気づく。果たして、一ヶ月三食ファーストフードを食べ続けると、人間の体はどうなるのか?そもそもファーストフードとは、一体どんな食べ物なのか?

食と健康について考えさせられる、面白社会派ジャンクムービー。

スーパーサイズ・ミー [DVD]

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