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好きな映画『ジュラシックパーク』

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好きな映画の紹介でも。今回はスティーヴン・スピルバーグの「ジュラシックパーク

ジュラシックパーク、それは誰もが空想した夢の世界。巨匠スピルバーグが送る、恐竜映画の金字塔「ジュラシックパーク」は、映画に革命をもたらした記念碑的作品だ。ILMによるコンピューターグラフィックモデルを、初めて全面的に採用した本作において、恐竜たちはまるで生きているかのように画面上で生き生きと暴れ回る。その余りのリアルさに、公開当時劇場ではどよめきが起こったとか。

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本作の素晴らしいところは、やはりその「使い分け具合」だろうか。恐竜たちが何体も同時に登場したり、技術的に映像化が困難だったりする場面(模型によるフルスケールでの再現が難しい大型恐竜など)はCGを使い、それ以外の接写やバストアップなど部分的な撮影で済むシーンは、ロボットを使ったアニマトロニクス撮影で表現しているのだが、この効果によって生み出される画面上の説得力はまさに圧巻。

本作でロボット製作を担当したのは、天才SFXアーティスト、スタン・ウィンストン。彼が作った恐竜ロボットのリアルさたるや、言葉を失うくらいのリアルさと衝撃で、特に物語中盤で登場する病気のトリケラトプスの姿などは、どう見ても生きてそこに存在しているとしか思えないから凄い。

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CGとロボット、互いに足りない要素を補うように用いられた2つの技術の融合は、観客に魔法をかけ、ジュラシックパークの世界へ招待した。この驚異の視覚効果に感銘を受けたジョージ・ルーカスは、CG新時代の到来を確信し、SW新三部作の製作に乗り出すこととなる。

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視覚効果が注目されるジュラシックパークだが、本作の魅力はそこだけに留まらない。サスペンス描写を巧みに取り入れた恐怖演出、中々恐竜の全貌を映さない焦らし具合等、「見えないからこそ想像する」という、人間の心理を理解しきった数々の演出は見事という他ない。かつて「ジョーズ」で観客を震え上がらせたスピルバーグの映像マジックは、ここでもしっかり健在だ。

サスペンスの巨匠が作った夢の怪獣映画は、ジョン・ウィリアムズが奏でるメインテーマと共に永遠に輝き続ける。