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主に映画の話しかしません。

好きな映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』

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好きな映画の紹介でも。今回は北久保弘之監督の「BLOOD THE LAST VAMPIRE

セーラー服の少女が日本刀を片手に化け物を切り伏せるアクションホラーアニメ。以下はあらすじ。

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1966年、日本。ベトナム戦争のさなか、東京西部の米軍施設“横田基地”にひとりの少女がやってくる。彼女の名前は小夜。人間社会でうごめく闇の存在「バンパイア」を倒すためにある組織から送り込まれた人物だった。基地内のアメリカンスクールに潜入した小夜は、女生徒になりすましたバンパイアの正体を見抜くが…。

本作は映画監督押井守が後陣を育てるために立ち上げた勉強会、「押井塾」の中で生まれた企画。上映時間は50分と短いながらも、そのハイクオリティさに海外でも高い評価を獲得した。

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「鬼」と呼ばれる化け物とハンターの闘いを描いた本作の内容は、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」に近いものの、社会へ狡猾に溶け込み、闇に紛れて人間を喰らう鬼たちの様子は「狼男」…というより、ジョー・ダンテの「ハウリング」によく似ている。あまり明るい内容の映画とは言えないが、とにかくアクションシーンやダークな雰囲気が素晴らしいので、未見の人には是非見てもらいたいところだ。

本作は後にテレビシリーズとして2度のアニメ化が果たされるが、そのどちらも続編というよりはOVA版の設定を元にしたIFストーリー、スタッフもキャストも異なる別物で、個人的には本作を超えるような面白さは感じられなかったので、わざわざ見る必要もないと思う。

余談ではあるが、この映画に惚れ込んだクエンティン・タランティーノは、後に「キル・ビル」のアニメーションパートを本作のスタッフに依頼することとなる。

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