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好きな映画『ジョン・ウィック』

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好きな映画の紹介でも。今回はチャド・スタエルスキ × キアヌ・リーブスのタッグが送る復讐映画「ジョン・ウィック」以下はあらすじ。

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伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。

チャールズ・ブロンソンの「Death wish」シリーズを彷彿とさせるキレた中年男のリベンジムーヴィ。その圧倒的な武力や、標的を絶対に逃さないターミネートぶりから「ブギーマン」にも例えられる男ジョン・ウィックは、愛する女性の忘れ形見である愛犬をチンピラに殺されたことで、内に秘めていた暴力性を爆発させる。

メガホンを取ったチャド・スタエルスキは、元々アクション映画のスタントコーディネートをやっていた裏方の人間で、キアヌ・リーブスとはマトリックスのアクション指導で知り合った仲。本作が実現したのも、その時の良好な関係が根っこにあったからだとか。

「スピード」や「マトリックス」の大ヒットがもたらした順風満帆なスター街道とは裏腹に、相次ぐ身内の不幸やその後のキャリアの低迷などが続いたことで、どこか悲壮感漂う私生活を送っていたキアヌ・リーブス。本作における「身内を亡くした孤独な男」という役柄は、彼にとってはいちいち演じる必要もないくらいにハマり役だったに違いない。結果的にスマッシュヒットを記録したこのジョン・ウィックシリーズの成功によって、キアヌ・リーブスは49歳にして再びアクションスターの地位に返り咲くこととなる。

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余談ではあるが、この映画で共同監督を務めたデヴィッド・リーチは、後にシャーリーズ・セロンを主役に据えたアクション映画「アトミック・ブロンド」を製作するのだが、肉弾戦に重点を置いたその映像スタイルは、女性版ジョン・ウィックともいえる出来栄えになっている。