その辺の趣味ブログ

主に映画の話しかしません。

好きな映画『ピープルVSジョージ・ルーカス』

f:id:DeadPoetsSociety:20190413131314j:image

好きな映画の紹介でも。今回はアレクサンドレ・O・フィリップのドキュメンタリー映画ピープルVSジョージ・ルーカス

監督ジョージ・ルーカスが生み出した史上最大のカルト映画、「スターウォーズ」を巡る、ファンと神(ルーカス)との壮絶なる闘いの記録。その作品(SW)は、一体誰のものなのか?以下はあらすじ。

f:id:DeadPoetsSociety:20190414170438j:image

スター・ウォーズ』それは1970年から1980年代にかけて、ジョージ・ルーカスが発表した伝説のSF映画シリーズ。誰もが熱狂した最初の3部作は、圧倒的な賛辞によって「聖典」と化し、やがて映画は新しいアメリカ文化ともいうべき大々的ムーブメントを各地で巻き起こす。だが、特別篇と新3部作の話になると、コアなファンたちの態度は手の平を返したように冷たくなるケースも出てきて……。

f:id:DeadPoetsSociety:20190414172011j:image

「遠い昔、遥か彼方の銀河系」を舞台にしたSF映画スターウォーズ」は、1977年に1作目のEP4「新たなる希望」が公開されるや世界中で一大ムーブメントを巻き起こした。その後に続くEP5・6は、更なる熱狂を持ってファンに迎えられたものの、97年に製作された「特別編」の公開や、過去編を描いた完全新作EP1〜3の公開は、ファンと神(ルーカス)との間で大きな隔たりを生むこととなる。

まず特別編について説明をしておくと、特別編とは、EP4~6の技術的に至らない部分を修正するべくルーカス自らの手で再編集が加えられたバージョンのことで、本来の製作意図に一層近づいた形にするべく、光学合成シーンのデジタル合成によるやり直しや、再撮影及びCGによるシーンの追加が行われた。この特別編における数多くの変更は、オリジナル版を擦り切れるほど見てきた旧来のファンから非常に不評で、特にEP4における「ハン・ソロがグリードを撃ち殺すシーン」に対しては、「キャラクターの性格まで歪めている!」と多くの非難が集中した。

この特別編に対するファンの怒りは、「特別編こそオリジナル版」と言い張り、以後映像ソフトで「オリジナル版(公開版)」の販売を封印してしまったことで更に加熱していく。加えて、後に公開された新作EP1「ファントム・メナス」の出来に「期待を裏切られた」と嘆く多くのファンは、ついにジョージ・ルーカスに対する怒りを爆発させ、「プリクエル(1、2、3)は存在しない」と言わせるほどに大きな失望と反感を買ってしまうのだった。

f:id:DeadPoetsSociety:20190414170356j:image

監督の手から離れ、多くのファンにとってのアイコン的存在、または神話となったスターウォーズ。その聖典とも呼ぶべきシリーズ作品に、自らの手で修正を加えていくルーカス。その作品は、果たして誰のものなのか?

スターウォーズファンとルーカスの変化を描いた秀作ドキュメンタリー。これを見ずして、スターウォーズの歴史は語れない。

ピープルVSジョージ・ルーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]

ピープルVSジョージ・ルーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]