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好きな映画『ターミネーター2』

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好きな映画の紹介でも。今回はジェームズ・キャメロンの「ターミネーター2

続編に傑作なしのジンクスを覆した、近未来SF映画の傑作。以下はあらすじ。

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未来から来た戦士カイル・リースとサラ・コナーの間に出来た息子ジョン・コナー。彼こそ、未来における機械との戦争で人類を導く指導者だった。機械たちは、ジョンの暗殺を遂行するため、再び過去(1994年)のロサンゼルスにターミネーターを送り込んでくる。一方、来るべき未来の戦争を知る唯一の人間サラは、狂人扱いされ精神病院へ入れられていた。そんな中、未来から送られてきた2体のターミネーターがジョンに接触する…

前作の製作費640万ドルから、10倍以上の1億ドル(凡そ140億円)もの巨費を投じて作られた、空前絶後の大作映画。アーノルド・シュワルツェネッガーリンダ・ハミルトンら前作からの続投メンバーに加え、ジョン・コナー役にこの映画が初主演となるエドワード・ファーロング、そしてT-1000役を務めるロバート・パトリックなど、新旧キャストが奏でる大スペクタクルのアンサンブルは、世界中の映画ファンの度肝を抜き、91年度に公開された作品で興行成績ナンバーワンに輝いた。

本作で注目すべき点は、火薬や特殊メイクを用いた旧来のSFX処理に加え、CGを前面に押し出した数多くのVFX技術が、アクションシーンやサスペンスパートに新たな臨場感を与えているところだろう。

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敵役である液体金属型ターミネーターT-1000は、変幻自在な変身能力を駆使して主人公たちを追い詰めていくが、床の模様に溶け込み同化する様子や、液体化して鉄格子をくぐり抜けるシーンなど、多様な変身形態は観る者の目を楽しませ、緊張感を高めていく。

このT-1000というキャラクターには元ネタが2つ存在していて、一つはキャメロンがこの作品の一つ前に撮った映画「アビス」に出てくる、変幻自在に姿を変える「水のエイリアン」。そしてもう一つは、岩明均のSF漫画「寄生獣」だ。

寄生獣はキャメロンが一時期実写化権を保有して映像化しようと試みようとしていた企画の一つで、諸事情あって実現には至らなかったものの、その影響はT-1000のキャラクター造形に色濃く反映されている。特に「ナイフや斧などの原始的な武器にしか変身できない」という設定はそのまんまなので、両作品を比較してみると新たな発見があって面白いかもしれない。

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余談ではあるが、11月に公開予定の「ターミネーター:ダーク・フェイト(邦題ニュー・フェイト)」は、これまでに公開されてきた数々の続編「3」、「4」、「新起動(ジェニシス)」のどれにも属さない、2の正統な続編であるとか。製作にジェームズ・キャメロン、主演・共演にアーノルド・シュワルツェネッガーリンダ・ハミルトンと、オリジナルメンバーが凡そ30年ぶりに再集結している。

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