その辺の趣味ブログ

主に映画の話しかしません。

好きな映画『フェノミナ』

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好きな映画の紹介でも。今回はダリオ・アルジェントの「フェノミナ

虫、虫、虫の蟲映画。主演は当時14歳で映画初主演を務めた、美しすぎる子役ことジェニファー・コネリー。以下はあらすじ。

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スイスの寄宿学校に転入してきた米国人少女ジェニファー。偶然連続殺人鬼の凶行を目撃した彼女は、昆虫とコンタクトできる特殊能力を用いて事件を追いかける…

アルジェントの(悪)趣味全開の昆虫×美少女×ゴア×サスペンスな全部乗せ映画。風が吹けば桶屋が…ではなく、虫が集まる特殊体質ジェニファーは、普通の人であれば嫌悪感を催すようなハエや蜂などのいわゆる「害虫」に愛着を持つヘンな女子高生。「こんな女子高生がいるか」とツッコミを入れたくなるところだが、アルジェントの映画に真面目なツッコミを入れるのは野暮なのでスルー。

虫好き女子高生ジェニファーの清い心に応えてか、ジェニファーが近寄るだけで虫たちは発情し、彼女に付き従う。その身に危機が迫るや否や、何百匹の大群と化し、対象を一瞬で血祭りにあげるその絵面の地獄ぶりたるや、凄まじいとしか言いようがなく、おびただしい数の蝿軍団を率いるジェニファーの姿は、さながら蝿の王…否、女王ベルゼブブといったところ。

アルジェントと度々タッグを組むロックバンド・ゴブリンのプログレッシブサウンドが掻き鳴らされる中、蝿、蛆、腐乱死体と美しきジェニファーが悪夢の共演を果たす本作の「どうかしてる度」は筆舌に尽し難く、クライマックスにおいて、大量の蛆虫(ダンボールによるフェイクらしい)と腐乱死体が浮かぶ汚水のプールにジェニファーが突っ込むシークエンスでその狂気はピークを迎える。この気が狂ってるとしか思えないシーンを、スタントダブルを使うことなく本人に飛びこませるアルジェントの鬼畜さ、頭のおかしさには、もはや呆れを通り越して拍手喝采を送るしかない。

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アナ・トレントナタリー・ポートマンと肩を並べる世界三大美少女子役(個人調べ)ジェニファー・コネリーが身体を張りまくる、色んな意味でのトラウマ映画。